産まれる前の記憶(天国編)
ある日のお風呂の中での話である
F兄ちゃんが産まれる前の記憶を話してくれた
生前記憶は3歳くらいまでであとは忘れることが多いというが、なぜか覚えている9歳児。どこで何を食べたかとか異常な記憶力の持ち主なので、まあ覚えているのかもしれない。
F あのねぇ、僕は雲の上から透明の滑り台でシューっと降りてきたんだよ。
母 は!?
(私も神様とか案外信じタイプだし、興味も沸くのでふむふむ。
続きを聞いてみることにした。)
F 赤ちゃんはね雲の上にいて、最初はまるいの。
そしてコンベアーみたいなところを通過するときに目がポン!とついて、次は鼻がポ ン!!とついたりするの。それが面白いんだよ!
滑り台を降りながら、いろんな才能をとるんだよ。運動神経とか頭いいとかね。
母 なら、F兄は色々と、取り損ねたものがあるんじゃないのか・・・片付けとか、運 動神経とか、まあそれは良しとして。なんでママ選んだの?
F なんかね、たくさんのママの映像がぶわーと出てきて、そこでママ優しそうだから ママのところに降りてきたんだよ。
母(くぅ~泣けてくるね、ごめんよ、最近は怒ってるばかりで、常時イラッ)
F そして、人生で何が起こるかわかるけど見たくないなら目を閉じててって言われた ので僕は全部見たらつまんないから、途中で目つむった。
それは死ぬ時見る走馬燈のようなものか。もし全部見ちゃったら、生まれてくる時点で相当な悟り顔の赤ちゃんだったろうに。
F Oちゃんともあってたよ。ご先祖様もずら~ときてる。
なんともスピリチュアルなこと言いだしたけど、嘘ついているようにも見えないし不思議な話だなぁとおなかの中の話は続き・・・